6月1日(水) 第二回学生フォーラム報告

 第二回学生フォーラム「今、神戸にできること」を6月1日に開催しました。

 今回講演して下さったのは文学部教授の奥村先生です。大学教授の仕事をされている一方、大学の地域連携推進室の責任者もされており、歴史家としての専門的な視点から復興震災に携わっておられます。
「記憶の継承」をすることが災害に対する地域の力を高めるという視点で話をして下さいました。2004年に兵庫県佐用町を襲った水害や、戦後日本では50年間震度6以上の地震が起こらなかったことなどの具体的な事例をもとに、記憶の伝承が途切れたがために災害に対応できる力が奪われ、被害が大きくなってしまったことを明らかにして下さいました。

  我々は、阪神淡路大震災の記憶を継承していくことが「今、神戸にできること」の一つだと改めて感じました。

2011/06/01  押谷 崇之 

 

 



     Copyright © From KOBE  All Rights Reserved

inserted by FC2 system